お風呂でも愛犬のダニ対策!重点的に洗う場所とシャンプーの頻度を確認!

ダニ・ノミは犬を飼う際に気をつけるべき最低限のマナーです。

 

とは言ってもどんなケアをすれば良いのか分からない。

 

あるいはケアをしてもうまく改善しない場合はどうすれば良いのでしょうか。

 

今回はダニと愛犬のお風呂にスポットを当てて紹介しています。

 

ダニに悩まされているオーナーさんは数多くいるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

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ダニ対策におすすめなお風呂の温度と頻度は?

愛犬の皮膚に食らいついて血を吸うマダニ。

 

憎たらしいですし、放っておくと病気にも繋がるので、見つけたらすぐに駆除したい!

 

そう思うオーナーは多いと思います。

 

そもそもダニというのは山や森だけでは無く公園など、

草木が生えているところならどこにでもいる厄介者。

 

ダニは5mm程度ですがマダニは血を吸うと膨れ上がり、

皮膚にしっかり食いついているのではらっただけでは取れません。

 

無理やり引き剥がすと愛犬の皮膚を傷めてしまいます。

 

またマダニの寄生を放っておくと皮膚炎だけでは無く貧血や栄養障害、

酷くなると関節炎や全身性痙攣など多くの症状を引き起こす可能性が。

 

これらを防ぐ為にオーナーが出来る事は何でしょうか?

 

正直な話、既にマダニが寄生している場合はシャンプーで改善は出来ません

 

市販の薬やサプリ、時には動物病院での診断が必要です。

 

しかしマダニを防ぐ為に入浴温度に気をつけるのは良い心掛けなのですよ

 

犬種にもよりますが30~32度で入浴させると愛犬に負担が掛からないだけでは無く、

ダニを予防する事が出来ます。

 

但しパグやペキニーズといった
鼻の辺りが短い犬種は寒暖差を感じるとぜんそく症状がおきやすいので、

始めは25度くらいのぬるま湯で慣らしていくのがベストです。

 

頻度は月2回程度ですが、公園など草木の多い場所に入ったらすぐに入れると良いでしょう。

 

寄生する前であればお風呂で流れ落ちてしまいます。

 

最も汚れが落ちる犬の洗い方とは?石鹸とシャンプーを徹底比較!

 

愛犬のダニ対策に効果的なシャンプーは?

入浴の頻度や温度だけでは無く、出来ればシャンプーにもこだわりたい。

 

そんなオーナーには薬用シャンプーがおすすめです。

 

低刺激タイプであればどんな犬種にも使えるだけでは無く、

寄生までのダニをしっかりと洗い流してくれます。

 

シャンプーによってはダニの嫌いな成分を使う事で予防効果もあります。

 

ちなみにダニだけでは無くノミもいる場合は、

自宅の浴槽に入れる事で防止出来るのでおすすめです。

 

愛犬によっては浴槽に入るのが怖いというケースもありますので、

ゆっくりと時間をかけて入れて下さい。

 

但し老犬や小型犬には負担が重いので、体調や年齢を確認しながら入浴させると良いですよ。

子犬をお風呂に入れる正しい頻度と洗い方

 

老犬に負担をかけないお風呂の頻度と入れ方

 

殺虫成分が愛犬に悪影響を及ぼすのでは無いかと不安な方には、

フェノトリン入りのシャンプーがおすすめ。

 

この成分は皮膚に付着しているダニや寄生虫に有効で、且つペットには優しい成分です

 

ダニや寄生虫だけに効くので愛犬の皮膚に負担をかけたくない、

あるいは出来る限り優しいシャンプーを使いたい方から注目を集めています。

 

天然由来の成分や無香料タイプもあるので、愛犬に合わせてシャンプーを選んであげて下さい。

 

これらの製品は2~3000円で購入出来ますし、

ドラッグストアやディスカウントショップでも購入出来ます。

 

動物病院で販売されているタイプは効果・安全性は高いですが、

5000~6000円と高額なので注意しましょう。

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ダニが付きやすい場所は?洗い残しが多く、重点的に洗うべき場所を確認!

怖いダニを防ぐ為にまずダニがつきやすい場所を確認しましょう。

 

ダニは皮膚の柔らかい部分、そして体温が伝わりやすい部分を好みます。

 

よって耳や肛門周り・内股部などの柔らかい部分と胸など、

体温をダイレクトに感じられる場所に付きやすいです

 

特に耳の裏は柔らかく体温を感じられるので、

マダニがびっしりと付着している事もあるので気をつけて下さい。

 

犬の耳をシャンプーするときの注意点

 

また長毛種よりも短毛種の方がダニは付きやすいとデータがあるので、

公園や山で遊んだ後はお風呂に入れて寄生させないようにしましょう。

 

ちなみにダニを寄せ付けない為には入浴時に洗い残しを出さないのもポイントです。

 

先ほど挙げた場所はダニが付きやすいだけでは無く、

洗い残しが出やすい場所でもあるので気をつけましょう。

 

他にも脇の辺りや大型犬の場合は肉球の間にも付着しているケースがあります

 

シャンプーの際は下から順番に洗っていくと洗い残しを防げますよ。

 

暴れたり興奮したりする場合は少しずつお風呂に慣れさせていくと良いでしょう。

 

すすぎの際は上から下に向けてすすいでいくと良いです。

 

顔が濡れるのを嫌がる犬が多いので、

顔だけはホットタオルで拭いてあげるのも賢い方法ですよ。

 

【犬を洗う前必読】嫌がられない顔と耳の洗い方とは?

 

しっかりすすいだら必ずドライヤーをして下さい。

 

ダニも怖いですが湿気による皮膚病も様々な悪影響を及ぼします。

 

ドライヤーの音が怖いという場合はペット用の静かなタイプもあるので、

購入を検討して下さい。

 

入浴後の犬に欠かせないドライヤーでの乾かし方

愛犬と一緒に入っても大丈夫?ダニは人にうつる?

シャンプーや日ごろのケアでもダニがいなくならない。

 

もしかすると既に寄生して、愛犬の皮膚のいたるところに付着しているのかも知れない。

 

そう思った時にふと頭をよぎるのが「ダニは人間にもうつるのか?」と言う点です。

 

結論から言うと犬から人にダニはうつります!

 

ダニが人間にうつると生じる重症熱性血小板減少症候群は、

中国や韓国でも患者が出ていて国内だと比較的温かい西日本で症状が起きやすいです。

 

年間500人に満たない規模ですが少しずつ感染地域が広がっているので、

今後さらに感染者が増える可能性もあります。

 

重症熱性血小板減少症候群の症状は、

発熱や食欲低下・下痢、頭痛と風邪の症状に似ているので気付かれにくいです。

 

重症化すると意識障害が発生する事もあり、

免疫力の低い高齢者や子供が感染すると大変なことに。

 

感染してから症状が出るまで6~14日と潜伏期間があるので

原因が特定しにくいのも広がる原因になります。

 

愛犬が重症熱性血小板減少症候群にかかると人間と同じように発熱症状が起こるので、

少しでもおかしいと思った場合はまず動物病院へ相談して下さい。

 

その上で重症熱性血小板減少症候群とわかった場合、

オーナーに症状が出ていなくても医療機関へ相談し適切な治療を行います。

 

また普段からダニ防止の為に散歩や遊びの後に丁寧なブラッシングを心掛けると良いです

 

またペットを飼っていない場合も、

野良犬や猫から感染する危険性もあるので触った、あるいは近くにいたという場合は、

帰ってからすぐに入浴すると良いでしょう

 

お互いが悲しい思いをしない為にもしっかり守って下さいね。

 

まとめ

愛犬にダニがついていると不潔なだけでは無く、様々な病気を招くリスクが高まります。

 

ダニを防ぐ為に必要なシャンプーの頻度は平均で月2回程度。

 

犬種・年齢や体調によって違うので見極めながら、お風呂に入れると良いです。

 

ちなみに脇や耳は洗い残しが多く、体温が高いのでダニがつきやすい場所ですから、

お風呂に入れる際はぜひ重点的に洗って下さい。

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