犬の耳をシャンプーするときの注意点

動物の耳に水を入れてはいけない。

 

誰もがなんとなく知っている情報ですが、その理由を説明しています。

 

また慎重に洗う方法、万が一水が入ってしまった時の対処方法を公開しているので、

犬と暮らす方には必見の情報です。

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犬の耳は非常にデリケートなので慎重に洗う必要がある

そもそも犬を含む動物はお風呂に入る習慣が無いので、

野生のままだと耳に水が入るというケースは稀です。

 

洋犬に比べると和犬は水を嫌い傾向が多く、

いつまで経ってもお風呂嫌いが治らないという飼い犬もいる様です。

 

そんな犬のお風呂事情ですが、なぜ耳に水を入れてはいけないのでしょうか?

 

外から犬の耳を見て分かる様に凹凸があり、皮膚は薄く柔らかいです。

 

内部の内耳はもちろんですが外耳もかなりデリケート、且つ構造上湿気が溜まりやすいです。

 

その為、水が入ると湿気が入りカビの原因になります。

 

犬がかかりやすい疾患であげられる外耳炎は、

お風呂の際に水が入ってしまったり正しい方法で入浴させていなかったりするのが原因です。

 

お風呂に入れるときは耳を軽く倒して、耳の穴にフタをする様に抑えて洗うと水が入りません。

 

子犬や顔周りを洗われるのが苦手な犬は、

無理に洗わずホットタオルで拭いてあげるだけでもずいぶん違います。

 

子犬をお風呂に入れる正しい頻度と洗い方

 

お風呂が終わった後に犬用のめん棒や吸水性の良いタオルを使って、

優しく耳を押さえて水分を取り除く事も忘れないで下さい。

 

耳の掃除自体は明らかに汚れている場合以外はしない方が良いですが、

どうしても耳掃除をしたい場合は専用の洗浄液を使います。

 

耳の中に洗浄液を入れたら耳の根元を指でこねるようにマッサージします。

 

しばらくすると犬が頭を振るので、コットンやタオルで優しく拭いて耳掃除は終わりです。

 

めん棒を使ってグリグリするのは外耳炎の元になるのでNGです。

 

【犬を洗う前必読】嫌がられない顔と耳の洗い方とは?

 

万が一水が入ってしまった時の対処方法とは?

もし愛犬の耳に水は入ってしまった場合、直接耳の中を触るのはNGです。

 

何度も説明している様に、犬の耳はとてもデリケートなのでコットンやタオル、

犬用のめん棒を使って水分をふき取ります。

 

お風呂に入れている時にシャンプーが入ってしまうケースもありますが、

同様の対処方法で問題ありません。

 

シャンプーが入ってしまった時に無理やり水を入れるのもNGなので気をつけて下さい。

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しばらくしても犬が頭を振り続けるのを辞めなかったり、

足で耳を掻き続けたりするなら水が耳の奥に入ってしまった可能性があります。

 

ここまで酷くなったら素人ではケアせずに動物病院へ行き、医師の指示を待ちましょう。

 

特にコッカースパニエルやキャバリアなど耳がたれている犬は、

湿気が溜まりやすいので放っておくとカビが付着し治りが悪くなります。

 

冬よりも夏の方が湿気は多いので、水遊びが好きなワンちゃんは注意して下さい。

 

ちなみに耳に水が入ったまま放置しておくと外耳炎になりやすいと説明しましたが、

それが酷くなると内耳まで届き更に炎症を起こします。

 

この時点で犬にもなんらかの異常が生じますし、耳垂れが出てくる可能性もあります。

 

そこから真菌が付着する事に鼓膜に穴が開き、中耳炎になる恐れもあります。

 

犬にとって聴力はとても大切なものですので、オーナーが出来る限りケアをしていきましょう。

 

犬用のシャンプーハットもあるので、

耳に水が入るのが不安な方は試してみるのも良い方法と言えます。

まとめ

犬は人間の様に水が入ったからといって道具を使って掻き出せる訳ではありません。

 

またとてもデリケートな部分なので、

入浴時は出来る限り水が入らない様にタオルを使ったり、

耳を倒したりして工夫して下さい。

 

万が一耳に水が入ってしまった場合は、タオルやコットンで水分を拭き、

それでも解決しない場合は速やかに獣医に指示を仰いで下さい。

 

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