子猫のお風呂デビュー!シャンプー等はいつからOK?

何をしてもかわいい子猫はネット、リアルどちらでも大人気です。

 

子猫から飼育すると懐きやすく、一緒に生活したいと考える方も多いでしょう。

 

そこで気になるのがお風呂デビューの時期ですが、
こちらではシャンプーの解禁日、お風呂を入れる際の注意点を紹介しています。

 

猫の健康を害さないの正しいお風呂とシャンプーの頻度とは

 

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子猫のお風呂デビューは生後○○を過ぎてからOK

愛くるしい子猫がお風呂に入っている動画は、ネットでも人気で多くの再生数を誇っています。

 

「うちの子猫もお風呂に入れたい!」そう思った時に、何に注意すべきでしょうか?

 

まず子猫は成猫に比べると体温が高く、免疫力が低いです。

 

よってあまりにも小さな子猫を無理にお風呂に入れると体力を消耗し、
最悪の場合死に至るケースもあります

 

子猫をお風呂に入れるなた、乳離れをしてある程度体が大きくなる生後3ヶ月以降がベストです。

 

保護猫などは汚れている可能性もありますので、
この場合はホットタオルで体を拭いてあげると良いでしょう。

 

動物病院へ相談してみるのも一つの手です。

 

お風呂時期のもう一つの目安としては、
初めてのワクチンを接種した後であれば問題ありません。

 

抵抗力をつければお風呂に入っても体力を消耗せずにいられます。

 

負担を与えない為にもお風呂は生後3ヶ月以降からにして下さい。

 

ちなみに自然界で猫はお風呂に入る事はありませんが、
どうして清潔な状態を保っているのでしょうか?

 

猫は本来狩をする動物であり、獲物に気付かれずに近づくべきですが、
その時に体臭が強いと獲物にバレてしまいます。

 

狩の精度を上げる為には自分の体臭を最低限にする必要があるのです。

 

よって毛づくろいを行い、出来る限り自分の体臭を消す習慣が生まれました。

 

また猫はよく日向ぼっこをしますが、その時にビタミンDを生成し、
毛づくろいによって体内に取り込んでいます。

 

犬は自分をアピールする為に体臭を必要としますが、猫にとって体臭は不要なもの。

 

親猫が子猫をグルーミングするのは大切な子供を守る為、体臭を消す役割があったのです。

 

子猫をお風呂に入れる正しい頻度と洗い方

 

初めてのお風呂で注意すること一覧

ワクチン接種、生後3ヶ月以上経過したので初めてのお風呂デビュー!

 

では、何から始めれば良いのでしょうか?

 

猫だけでは無く動物をお風呂に入れる際は下準備が必要です。

 

まずタオルやブラシなど、入浴中に必要になるものを事前に用意しておきましょう。

 

特にお風呂前にブラッシングしておくと大きな汚れが落ちるので、
スムーズにお風呂へ入れる事が出来ます。

 

また子猫にとっては何もかもが初めてなので興奮しやすいです。

 

パニックになってしまい暴れる可能性もあるので、極力肌を出さない格好で挑むのがベスト

 

嫌がらないのであれば爪切りを済ませておくのも良いですね。

 

まずはお湯に慣れてもらう必要があるので、お尻や後ろ足を少しずつ濡らしていきます。

 

この時、顔や頭にお湯をかけるのはNG

 

猫は本来水浴びを得意としない種類が多いので、
それだけでパニックになる可能性があるのです。

 

同じ理由から全身をお湯につけるのも厳禁です。

 

全身を濡らしたらシャンプーをします。

 

シャンプーは足や尻尾などの下から順番に洗うと洗い残しがありません。

 

但し目にシャンプーが入ると危険なので、固く絞ったタオルで拭くだけでもOKです。

 

続いてはすすぎですが、シャンプーとは逆の順番で上からすすぐとすすぎ残しがありません

 

特に胸の辺りはシャンプーが残りやすいので注意して下さい。

 

しっかりすすいだらバスタオルで子猫をすっぽりと包みタオルドライです。

 

猫の被毛は密なのでしっかりとドライします。

 

嫌がらないのであればドライヤーで乾燥させて下さい。

 

湿気を取り除く事で皮膚病予防に繋がります。

 

子猫を洗う時の注意点

 

子猫を初めてお風呂に入れる際、いくつかの注意点があります。

 

人間に取ってお風呂はなんとも無い事ですが、
子猫にとっては初めての事なので恐怖を覚えてしまうでしょう。

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またほとんどの猫が水を嫌うので、
急に顔に水をかけたり全身をお湯につけたりするのはNGです

 

猫は嫌な事を覚えて学習していくのでお風呂で嫌な事があったと学習すると
二度と立ち入らなくなってしまいます。

 

またシャンプーをする時にいくつかの注意点があります。

 

まず人間用のシャンプーを使わない事です。

 

人間のシャンプーは人間の頭皮に合わせて作っているので猫にとっては刺激が強く、
且つ匂いが強いので猫自身の匂いを全て取り去ってしまいます。

 

猫は犬よりも体臭が少ないですが、全く匂わない訳ではありません。

 

自分の匂いが全くなくなるのは猫にとって大きなストレスになるので気をつけて下さい。

 

別の項目で説明したように子猫は成猫よりも免疫力が弱いので、
ダラダラとお風呂に入れるのは厳禁です

 

お風呂によって体温を奪われてしまうと体調を崩しやすくなるので、
嫌がらないのであればドライヤーを使ってサッと乾燥させると良いでしょう。

 

仮にドライヤーの音を怖がる場合は吸水性の良いタオルでしっかりとドライしてください。

 

後は日当たりの良い場所で日向ぼっこがてら乾燥させるとGoodです

 

冬であればこたつを出してあげるのも良いですね。

 

但しこたつの場合は長時間入っていると脱水症状を起こす危険性もあるので、
温度管理を徹底しウェットフードや水分の多いおやつをあげて下さい。

 

子猫のシャワーでの注意点

浴槽を使ってお風呂に入れるのが良いですが、
住宅によってはシャワーしか無いケースもあります。

 

温度は30~35度のややぬるいと感じる温度で構いません。

 

猫は人間よりも皮膚がデリケートですし、温度を感じやすいです。

 

子猫は体温が高いので温度に敏感なので冬でも35度前後で問題ありません

 

温度を確認したらお尻から少しずつお湯をかけていきます。

 

この時、耳に水が入らない様に注意して下さい

 

少量であれば自分で水をかきだせますが、外耳炎や皮膚病の原因にもなるからです。

 

しっかりと被毛を濡らしたら
シャンプーを手のひらで泡立てて揉み込むようにして優しく洗います。

 

長毛種の場合は毛玉にならないように注意しましょう。

 

猫用のシャンプーは低刺激、且つ香料が少ないので子猫に負担をかけません。

 

顔にシャンプーはつけずに手で撫でるようにして洗ってあげる、
あるいは固く絞ったタオルで拭いてあげると良いです。

 

目やにが出やすい猫もいるのでガリガリと引っかかずに、
お湯でふやかしてから取るとストレスを与えません。

 

すすぎは浴槽でお風呂に入れる時と同じ手順で上からゆっくりと流していきましょう。

 

この時、手で耳を倒してあげると水が入りません。

 

シャワーの音が怖いという場合はペット用のシャワーヘッドに切替るという手段もあります。

 

シャワーの場合はすすぎ残しが多くなるので念入りに流して下さい。

 

犬はこの時点で毛艶を良くするためのクリームやオイルを塗る事もありますが、
猫には必要ありません。

 

子猫の拭き方と乾かし方の注意点

猫は犬と違って体が柔らかく、タオルドライをしている時に逃げてしまう事もあります。

 

特に子猫は小さくエネルギーがあるので、嫌がって逃げてしまうのがほとんどです。

 

とは言っても拭き残しはトラブルの元になるので、
コツを知った上でしっかりと拭いてあげましょう。

 

お風呂から出る前に頭から後ろを撫でるようにして無駄な水分を落とします。

 

タオルは1枚でも良いですが、毛が密に生えているので2枚あると心強いです。

 

早く乾燥して欲しいからといってこするのはNG。

 

タオルを押し当てるようにして拭いたり、
痛くない程度にポンポンと叩くようにして拭いてあげるといった工夫をしてみてください。

 

マイクロファイバータオルであれば吸水性が良く軽いので、
小さな子猫を拭くにはぴったりです。

 

ある程度の水気が取れたらドライヤーで一気に乾燥させましょう。

 

この時、ドライヤーは弱に設定して出来る限り音がならないように工夫してください。

 

どうしても音が苦手な場合は無理にドライヤーを使う必要はありません。

 

ドライヤーは最低でも30cmほど離して熱くなりすぎないように注意して下さい。

 

この時にてぐしでブラッシングしてあげるとスキンシップはもちろんの事、
新陳代謝アップにも繋がります。

 

あらかた乾いて来たらブラシで毛並みを仕上げて完成です。

 

しばらく自分で毛づくろいをしますが、
自分の匂いをつけているだけなのであまり気にせずにOK。

 

天気の良い日であればカーテンをあけて日向ぼっこをさせると
気持ち良さそうにしてくれます。

 

まとめ

猫はあまりお風呂に入れなくても良いですが、
拾ったばかりの子猫や凄く汚れてしまった場合にお風呂に入れるのはOKです。

 

但し生後3ヶ月以上、そしてワクチンを接種済みのケースに限ります。

 

お尻や後ろ足から少しずつぬらしていき、猫用のシャンプーを使います。

 

耳に水が入るとトラブルの元になるので手で耳を押さると良いです。

 

ネコちゃん用のシャンプーでは肌に負担のかからない石鹸がおすすめです。

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