チワワをイメージすると小さくて可愛い、そしてちょっとした事でプルプルと震えています。
この犬種は環境の要因を受けやすいので、お風呂に入れる時は注意が必要です。
お風呂の頻度はもちろんですが、体調を崩さない為に出来る事をピックアップしています。
お風呂に入れる頻度は1か月に1回が理想
室内犬代表と言えばチワワです。
この犬種は他に比べると体臭が少なく、飼いやすいのが特徴です。
完全室内であれば汚れる事もないので、あまりお風呂に入れる必要が無いのも人気の理由です。
しかし全くお風呂へ入れないのも不衛生、かといって愛犬の身体に負担をかけたくない。
チワワをお風呂に入れる頻度は多くても月1回で、2~6ヶ月に1度でも問題ありません。
他の犬種が月1~2回に比べるとかなり頻度が少ないのは、チワワの小ささに理由がありました。
チワワが入浴するというのは全速力で走るくらい体力が消耗する行為なので、
頻繁に入れる事で身体に負担を与えてしまいます。
特に老犬は一気に身体を崩す原因にもなるので、10歳は超えたらお風呂に入れなくても可です。
被毛に艶を出したい、または光沢や毛の手入れをしっかりしたい場合は、
チワワの体力によるので事前に獣医へ相談しておくとよいです。
どうしても月2回入浴させたい場合1回は自宅、もう1回はプロへやってもらうのが良いです。
自宅でやるよりもスピーディですし、
自分では中々出来ない肛門絞りもやってくれるので一石二鳥です。
ヒート中は身体がデリケートになっていますし、
フェロモンを発しているのでサロンへ行くと迷惑がかかってしまう可能性もあります。
様々な要因を考え、お互いが気持ち良くいられる為の譲歩をしながら決めていくと良いです。
可愛いチワワを守ってあげられる、頼られるのはアナタしかいませんので肝に銘じて下さい。
体を冷やさないためのポイントは“泡切れ”…?
プルプルと震えているチワワは愛くるしいですが、震え良い行動ではありません。
単純に寒い、またはストレスを抱えている可能性があるのでチワワが震えている場合は、
注意深く周りを観察し要因を取り除きましょう。
入浴の際に震えている場合は、浴室が寒い可能性が高いです。
すぐに浴室に連れて行き身体を濡らすのではなく、
事前にお湯を使って浴室を温めておくとよいです。
またシャンプーは身体を冷やしやすく、且つすすぎ残しが多いのでトラブルの元です。
出来れば犬用石鹸を使うと良いです。
石鹸はシャンプーに比べると泡立ちにくく、洗っている方としてはあまり面白くありません。
しかしこの泡切れの良さが入浴をスピーディにしてくれるので、
チワワの身体の負担を考えるのであれば石鹸がおすすめです。
石鹸といっても人間用だと刺激が強すぎますし、
乾燥肌を促進させるだけでは無く皮膚炎の元になるので厳禁です。
天然由来の成分が入っているとトラブルを起こしにくいです。
値段は1~3000円程度でそんなに高くありませんし、
シャンプーよりも長持ちするのでコスパも高いです。
しっかりすすいだら大きく吸水性の良いタオルで愛犬の身体を包みしっかりとふきましょう。
入浴している間、ヒーターやこたつを使って温かいスペースを確保するのも忘れないで下さい。
ドライヤーでしっかりと乾かしたらブラッシングをすれば入浴は完了です。
長毛種にはスリッカーやピンブラシ、短毛種にはラバーブラシがおすすめです。
まとめ
人気の高い犬種として挙げられるチワワは、体臭や少なく室内飼いしやすいです。
小型犬なので少しの事でもストレスに感じやすく、
特にお風呂に入れるのは全力疾走したと同じくらいの体力を消耗するので注意して下さい。
出来る限り負担をかけたくないのなら、
シャンプーでは無く泡切れの良い石鹸を使いスピーディに終わらせるのがベストです。