愛犬を石鹸で洗う時のポイント5選

石鹸はシャンプーと違って、泡立ちが悪いので知識の無い方からは敬遠されています。

 

しかしシャンプーでは無く石鹸を使う事で多くのメリットがありますし、

実際に愛犬をお風呂に入れる際に注意すべきポイントがあります。

 

そのポイントについて深く掘り下げていきます。

 

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老犬に負担をかけないお風呂の頻度と入れ方

年齢を重ねると体力の低下や足腰の衰えを実感しますね。

それは人だけではなく動物だって同様のこと。

 

ご自宅に飼ってらっしゃる犬はもうすぐ老犬?

それとももうすでに年をとっていますか?

 

老犬には老化は勿論の事。体調不良など様々な賞状が身体に現れてきます。

今までと変わらずのシャンプーやボディケアではダメ。

身体へ負担をかけてしまいます。

そこで、負担を軽減するため、素早くかつ安全に入浴させるといった配慮が必要になります。

どのような事をするのか。ここでご紹介したいと思います。

老犬に負担となるのはこんな行為

では注意すべき老犬にとって負担なる行為はどのようなものがあるのか?

確認してみましょう。

立ったままでのシャンプー

年齢を重ねる毎に足腰も弱くなるため、

シャンプー時に立ったまま洗う行為はとても老犬には辛いものです。

ゴシゴシする振動で足元がふらついてしまう可能性もあります。

なるべく寝転がるかせめて座った状態でシャンプーしてあげましょう。

お湯の温度は成犬のときよりもぐっとぬるめに

お湯は湯気が出ない36℃ぐらいの温度で大丈夫です。

ぬるま湯に思われますが犬の体温は37~38℃、しかし体の表面の温度はそれよりも低いため、

人ではぬるく感じるお湯でも寒がることはなく、

むしろ湯気を吸い込むと咳き込みやすくなるため、老犬にはちょうどよい温度なのです。

また皮膚にかゆみがあるとお湯の温度が高い場合、

血行がよくなってかゆみが増すこともあるので、

浴室内は湯気が立ちこめる状態にならないようにしましょう。

シャンプー剤は泡立ちよりも泡切れが大事

ゴシゴシ泡立ったシャンプーを使って洗うととてもきれいになったような気分になりますが、

いざシャンプーを洗い流す時がとても一苦労。

 

きちんと洗い流さなければいけませんが、

なかなか泡切れせず時間を無駄に使ってしまい老犬にはとても体力を消耗させてしまいます。

 

使う分だけボトルなどに小分けにし、水で少し薄めておきます。

泡立てないように軽く洗い、洗面器などで溜めておいたお湯でしっかりすすぎましょう。

最も汚れが落ちる犬の洗い方とは?石鹸とシャンプーを徹底比較!

長湯は禁物。難しい場合は部分ごとに洗う

老犬をお風呂に入れる時にポイントになるのが「汚れをためないこと」です。

月のシャンプーの回数を減らしてしまうと、

身体に付着した汚れを落とすのに時間がかかってしまいます。

結果長湯になってしまい、どっと負担も増。

 

月の回数は多くなりますが、お尻周り、お腹周り、顔だけ、など、

部分部分の洗う頻度を増やせば負担が分散されますし、時間短縮にもつながります。

正しい入浴方法と頻度を確認

バスタブの中でおすわりや横になった状態にしてあげ、

36から38℃程度のぬるめのお湯で全身を濡らしましょう。(冬場は度合いをみて決めましょう)

そしてマッサージするように洗ってあげます。

マッサージは血行を良し、リラックスさせる効果があるからです。

 

顔や目の周りは元気な犬でも嫌がる部分なので、

お湯で濡らしたタオルで拭いてあげるだけで大丈夫です。

 

体全体を洗い終えたら、シャンプーが皮膚に残らないよう、念入りにすすぎます。

シャワーヘッドを体にぴったり密着させれると被毛の根元まで行き届き、

シャンプーをかきだす効果がありますよ。

 

しっかりすすぎ終わったら、手早くバスタオルで全体を拭いて水分をとり、

ドライヤーで被毛を乾かしてあげてください。

 

・愛犬に負担をかけないで上手に乾かす方法について(執筆中)

 

また全体的にシャンプーする頻度は月に1~2回程度です。

汚れが気になるときは蒸しタオルで拭いてあげるだけでも違いますよ。

まとめ

老犬をお風呂に入れるのはとても作業です。

さらに寝たきりになっているとさらに配慮も必要になります。

 

出来る限り、老犬に負担をかけないように、

素早くお風呂に入れるためにはそれなりの下準備が大切です。

 

もし、家族に応援を頼めるのであれば二人がかりで入浴させると、

さらに安全にお風呂を早く済ませることができます。

 

少しでも元気に長生きしてもらえるようにきちんと知識を身につけて、

老犬が気持ちよく入浴出来るようにしておきましょう。

犬がお風呂で震えてしまう理由と改善方法

愛犬をお風呂に入れる時、ブルブルと震えていませんか?

 

お風呂がこわくて震えているのでしょうか。

 

あるいは、お風呂場が寒くて震えているのでしょうか。

 

どうして震えているのか理由がわからないため、心配ですよね。

 

実は、犬が震えるおもな理由には、3つあります。

 

1つ目は、不安やストレスといった恐怖を感じるため。

2つ目は、寒さのため。

3つ目は、病気あるいは体調不良のため。

 

今回は、入浴中と入浴後に、犬が震える理由と改善方法について、解説します。

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湯船の中で犬を洗う時の適正温度や入れ方

近頃犬や猫といった動物を飼うご家庭が増えており、
ペットはもはや家族の一員となっています。

 

室内で過ごすのは勿論の事。

食卓を同じように囲み、また一緒のお布団で寝る人もいらっしゃたりすると思います。

 

でも犬のノミやダニ、気になりませんか?

 

気になってはいてもシャンプーするのは大変だし、

だからと言ってドックサロンは出費がかさみます。

そこで、自宅でも犬のお風呂が出来るように入れ方にお湯の温度などをご紹介します。

犬の大きさ別の適正温度とは

まず大切なのは犬の大きさによりある程度のお湯の適正温度があります。

熱かったり、冷たかったりすると、

犬がお風呂を毛嫌いしてしまいますので、重々気をつけてください。

 

人のヘアケアと同じで、皮脂を落とすことを目的として入浴させましょう。

 

皮脂は34°以下だと溶けにくく地肌に残ってしまい、

一方で40°以上では皮脂を取り過ぎになってしまいます。

 

大まかに言うとベストは35〜38°が適温です。

 

さらに細かく適温を知るには、犬の標準体温により大体の熱さを汲み取ることができます。

 

まず小型犬ですと38.6℃~39.2℃、

次に中、大型犬や超大型犬だと37.5℃~38.6℃が平熱と言われています。

人間と同様で小さい方が若干ですが高くなっているようですね。

 

これを参考にするとお湯の適正温度は、

小型犬は38〜42度位、超大型犬に大型犬・中型犬は36度前後が頃合いです。

 

しかし季節や犬の品種、また年齢によって体温はバラバラつき現れます。

 

例えば夏場。犬は人に比べ被毛が多く、のぼせやすいため温度を低めに。

反対に冬場は毛並みが濡れると寒くなるため、

温かめの38℃あたりにするのがよいとされています。

 

他にも先程述べた被毛では、短毛種やシングルコートの犬はは熱めの38℃くらい。

反対に、長毛種やダブルコートは低めの温度36℃くらいがベストです。

 

また幼い子犬はワクチンを接種した6ヶ月以降から36℃のぬるま湯から徐々にならして行き、

反対に老犬は37から38℃のお湯でささっとお風呂を済ますことが大切です。

 

と、適正温度の条件は様々。

 

ですのでその犬の平熱から汲み取り、

他にも品質などを考慮し、お湯の温度を決めましょう。

正しい湯船での洗い方と入れ方

では次に正しい湯船への入れ方に洗い方です。

年齢によって入れ方にも違いがありますので分けてご紹介しますね♪

子犬の場合

子犬にとってお風呂は一大イベント!

小さい体に大きなお湯の浴槽はとても恐怖心をかられてしまいますので、

少しずつ慣らしていくのがポイントです。

①初めてのお風呂

初めてお風呂に入れるときは洗面器でもOK。

洗面器にぬるま湯を溜めて手ですくい、身体を流し、

また濡らしたガーゼで顔まわりを拭いてあげるだけで大丈夫です。

少しずつ慣れてきたら洗面器にお湯をはり、身体を浸からしてあげましょう。

長湯はダメ!!10分前後で済ませましょう。

②慣れてきた生後3ヶ月以降

大きくなり、洗面器のお風呂に慣れてきた生後3ヶ月経った頃からシャワーを使い始めれます。

 

そして、4ヶ月を過ぎた頃からシャンプーを開始し始めましょう。

 

出る時も注意が必要ですよ。

 

初めにあげた後、タオルドライをします。

そして乾ききっていない被毛を最弱のドライヤーの風にして、遠くからあててあげましょう。

 

※より詳しい子犬の入浴方法は以下にまとめてあります。

子犬をお風呂に入れる正しい頻度と洗い方

 

成犬の場合

成犬の場合は成犬の場合はペット専用のバスタブか人が使うバスタブを使ってあげます。
チワワなどの小型犬であれば洗面器でも十分ですよ。

犬の喜ぶ適正温度に合わせお風呂を進めて行きましょう。

シャンプーをする頻度は10日に1回くらいがよいとされています。

汚くないかと不安かもしれませんが、シャンプーの回数が多すぎてしまうと被毛にある脂分がなくなってしまい、きれいにしたつもりがシャンプーが原因で汚れや病気を引き起こす可能性があります。

犬の皮膚の厚さは人間の20~30%ほどとデリケートなのでシャワーだけでも十分ほこりや汚れは取れます。

以下のリンクに犬種別の入浴方法をまとめたものがあるので参考にしてください。

・犬種別の入浴方法まとめ(執筆中のためしばらくお待ちください。)

まとめ

子犬のときよりお風呂の入れ方に十分注意していれば、嫌がることもなく成犬になったときにとても入れやすいです。

無理維持はさせず、お湯に浸かる。シャワーを流す。シャンプーをする。と順を追って進めていくのが大切です。

犬の毎日のシャンプーはNG!正しく洗うコツとは

犬は猫と違って独特の体臭があり、臭いに敏感な人にとっては気になるポイントです。

犬用シャンプーや石鹸があるし、人間は毎日お風呂に入るので犬も同じでいいよね。

それは違います。

そもそも自然にいるとシャンプーや石鹸を使う事は無く、水浴び程度です。

毎日のお風呂は免疫力を低下させてしまったり、皮膚炎を起こしてしまったりするので厳禁です。

お風呂の頻度や嫌がられないコツを知れば愛犬とのお風呂がより楽しくなりますので、まずは正しい知識を身につけましょう。

どのくらいの頻度で洗うのがベストなのか

いくら清潔にしたい、かわいいからといって毎日シャンプーを含むお風呂に入れるのは絶対にやめてください。

こちらが良かれと思ってやっている事でも犬に負担をかけているのはもちろんですし、皮膚炎を改善しようと考えてお風呂に入れているのはそのお風呂が原因になっている可能性大です。

皮膚病や疾患によってはこまめなシャンプーが必要になるケースは稀にありますが、必ず獣医の指示が必要です。

健康な犬をシャンプーする時に、理想的な頻度は2~3週間に1度のペースです。

ドッグランや外へ行く時間が長ければ長いほど汚れやすくなりますし、散歩の時にはしゃいでしまい汚れが付着してしまうケースもあります。

この場合はシャンプーはせずにぬるま湯で洗い流すだけでも違うので、どうしてもと言う場合はシャンプー無しでのお風呂をおすすめします。

皮膚炎や汚れ、臭いが気にならなければ目に見えて汚れるまでそのままにしておくと言う飼い主もいますので、犬の健康を考えるなら頻繁のお風呂は不要です。

また使うシャンプーによっては皮膚にダメージを蓄積させてしまうものもあるので、購入の際は成分までしっかり確認して下さい。

但しブラッシングは最低でも1日1度はやってあげてください。

・湯上りに行いたい犬が喜ぶブラッシングのかけ方(執筆中につき今しばらくお待ちください)

ブラッシングは大きなホコリや汚れを落とす役割もありますし、皮膚のマッサージ効果もあるので新陳代謝をアップさせる働きがあります。
また犬とのスキンシップになりますので、信頼関係を築くにもぴったりです。

犬が嫌がらないシャンプーのコツとは

普段はおとなしくて愛らしい愛犬だけど、シャンプーの時になると狂ったように暴れだす。

犬に関わる仕事や相談を受けていると本当に良く聞く話です。

飼い主との信頼関係が構築されていない時は当然ですが、ある程度の信頼関係があるにも関わらず、なぜここまで嫌がってしまうのでしょうか?
そもそも犬は水が得意ではありませんし、シャンプーによって自分の臭いが掻き消えてしまう事に恐怖を持ってしまいます。

また顔や耳に水が入った時に驚いてしまい、それがトラウマになっているケースもあります。

それが蓄積されてお風呂が怖いものになってしまい、暴れてしまうのです。

【犬を洗う前必読】嫌がられない顔と耳の洗い方とは?

そうならない為にはまず短時間でお風呂に入れるのが一番です。
犬が戸惑っている間に終われば恐怖心を植え付ける事はありませんし、身体を冷やした事で体調不良になる事もありません。

小型犬は10分、大型犬でも20分を目安にして下さい。

続いてのコツはシャワーの音や水が苦手な犬に使えるのですが、犬の皮膚に直接シャワーヘッドを当てて濡らすと音と水跳ねを抑えられます。

足からお尻、腰に背中と後ろから徐々に濡らしていく事で怖がらずにおとなしくしてくれます。
シャンプーの順序も同じで、出来る限り素早く済ませましょう。

すすぎまで終わったらタオルドライです。

タオルドライで重要なのは逆毛を立てる様にして拭き、出来るだけ水分を残さない事です。

・短時間でタオルドライを終えるコツ(執筆中につき今しばらくお待ちください)

乾燥時間が長いと風邪の元になりますし、雑菌が増えると臭いやカビが発生します。

素早く乾かして犬の体調を崩さないように心がけましょう。