ドライヤーの音に敏感な猫の乾かし方

ごく稀に好きな猫もいますが皆さんがご存じの通り、猫は水が大嫌い。
勿論、身体が濡れてしまうお風呂はとても苦手です。

乾かそうとドライヤーをつけた途端にねこがビックリして逃げてしまった経験ありませんか?

そして他にもシャワーのお湯を出すと、驚いて猫が暴れだしたりなんてことがあったり。

でもどうして猫はそこまでドライヤーやシャワーを毛嫌いするのでしょうか。
それにはきちんとした理由があります。

そこを少し掘り下げてご紹介したいと思います。

猫はドライヤーに限らず音に非常に敏感

1つ目の理由は、猫を乾かす際に猫の体にドライヤーの熱風がキツ過ぎた。
または近くで当てたためか熱い思いをしてしまったなどの不快感からです。

2つ目の理由としてドライヤーの大きな音にビックリしてしまった。
または大きな音が怖いからと言われています。

シャワーも実は勢いよく出る音に驚いて暴れていたことがこれで理解できましたが、
私たち人にとっては今一大きな音なのかな?とピンとこないかと思います。

何故そこまでに猫は音に敏感なのでしょう。

それは猫は耳がよく人間には聞こえない2倍、3倍ほどの周波数を拾い、聞くことができるからといわれています。

ですが、音にも様々な音があり、反応するものとしないものも存在するようです。
以下が猫が過敏に反応する音ですのでどのようなものがあるか確認しておきましょう。

・小鳥やネズミなどの獲物の音
・猫同士の会話の周波数
・喧嘩の声
・プスプスプスという音
・大きな音
・飼い主さんの声

プスプスプスという音ですが猫を呼び寄せたい時、日本では「おいで〜」や「チッチッチ」スイスでは「プスプスプス」と言って、猫をおびき寄せるようです。

そして、多くに含まれる「大きな音」。物を落としたり雷、大声、掃除機やドライヤーと言った機械の音、さらにくしゃみや咳まで。

これらが猫が過敏に反応する大きな音です。猫は突如発生する大きな音は大の苦手。

突然聞こえるとビクッとなったり、どこかへ逃げて行ったりします。

私たち人間でもビクッとしてしまう音がありますので耳のよい猫にとればなお更なことかも知れませんね。

ドライヤーを使って猫を乾かすポイントは”強弱”を使うこと

しかし濡れた身体のままでは風邪を引いてしまいますし、命を落としてしまうこともあります。

ですので、どれだけ猫が嫌がっても乾かしてあげなければなりません。

そこでなるべく猫の負担を制限させて、乾かせるようドライヤーの使い方を覚えておきましょう。

まずはしっかりとタオルドライをすること。
これによりドライヤーをあてる時間がぐっと短縮され、猫のストレスも軽減されます。
そして乾かす風量は猫の体全体を乾かすように、20センチくらい離した位置より当てるようにし、風量は必ずLOWまたは弱モードで。

風量は少な目ですが大きな音は小さめなので、猫も安心ですよね。
根元に風を送るように優しく乾かしてください。

また最近のドライヤーではヘヤケアモードや静音モードがあるのであれば、弱でなくても大丈夫です。
お手持ちのドライヤーを確認して音のなるべく静かなモードでかわかしてあげましょう。

まとめ

しかし、気を付けていても生活音はある程度は出てしまいます。
ですので対策として、子猫のときより少しずつ音を慣らしておくのもポイントのようです。

子猫は好奇心旺盛で何にでも興味津々。気になるものに近づこうとします。

それを逆手にとって、ドライヤーの音を慣れるようにしてあげるとドライヤーの時間とても簡単になりますよ。