子犬をお風呂に入れる正しい頻度と洗い方

子犬のお風呂はどれくらいの頻度で入れてあげればいいのでしょうか?

 

子犬のお風呂の頻度は月に1~2回程度を目安に入れて下さい。

 

但し、子犬は抵抗力が弱いのでお風呂の入れ過ぎに注意しましょう。

 

子犬は生後3か月頃からお風呂に入れることができます。

シャンプーは生後4か月頃から始めて下さい。

 

今回は、子犬をお風呂に入れる頻度や正しい洗い方について解説します。

子犬をお風呂に入れる頻度はどのくらい

 

子犬をお風呂に入れる頻度は月に1~2回程度とお伝えしました。

 

但し、お風呂の頻度はあくまでも目安。

子犬の健康状態をよく観察してからお風呂に入れて下さい。

 

子犬は、成犬に比べて抵抗力が弱いため、入浴が負担になることがあるのです。

子犬の健康状態が優れない時はお風呂やシャンプーを控えて下さい。

 

ではお風呂やシャンプーの注意点を確認しておきましょう。

 

子犬のお風呂とシャンプーの頻度

子犬をお風呂に入れる時、シャンプーの頻度も注意して下さい。

 

シャンプーは、汚れだけではなく皮膚にある皮脂も洗い流します。

刺激の強い成犬用のシャンプーではなく、低刺激な子犬用を使って下さい。

 

皮脂が少なくなると皮膚トラブルを起こす可能性があるのです。

抵抗力の弱い子犬が皮膚トラブルを発症しないよう気をつけて下さい。

 

最も汚れが落ちる犬の洗い方とは?石鹸とシャンプーを徹底比較!

 

お風呂嫌いにしないこと

入浴のたびに、子犬がお風呂を怖がってしまったら大変です。

お風呂の頻度も大切ですが、子犬がお風呂嫌いにならないよう気をつけて下さい。

 

場合によっては、子犬がお風呂に慣れるまでシャワーを控えましょう。

子犬にとってシャワーの水流は刺激が強く、高いストレスを感じる可能性があるのです。

 

対策としては、

 

①お湯をためた洗面器を浴槽に見立てて、子犬を入れる。

 

②洗面器に入れたお湯を手ですくって、子犬の体を洗い流す。

 

③お湯で濡らしたスポンジやタオルで顔回りを拭く。

 

このような3つの方法があります。

 

子犬にやさしく触れながら安心感を与えることも大切です。

 

時短テク&石鹸を使った子犬の洗い方

 

子犬と成犬の洗い方の違い

 

子犬の洗い方は成犬と違うので注意して下さい。

 

子犬と成犬の洗い方の違いは2点あります。

 

・お風呂を短時間(10分程度)で完了すること

 

・汚れている部分のみ洗うこと

 

この2点を意識しながら子犬をお風呂に入れて下さい。

 

子犬は成犬に比べて抵抗力が弱いので長時間のお風呂に疲れてしまいます。

汚れている部分のみ洗うことで、お風呂を短時間で終わらせて下さい。

子犬の洗い方

汚れやすいお腹・足先・お尻を洗って下さい。

①軽くブラッシングをする

お風呂に入る前、子犬の被毛を軽くコームでブラッシングして下さい。

尻尾や顔を押さえながらブラッシングをするとイヤがります。

子犬の胸からお腹あたりを支えながらブラッシングをして下さいね。

 

お風呂に入った後に行うとよい犬のブラッシング方法

②お湯で体を濡らす

子犬はシャワーを怖がる可能性があります。

最初は、洗面器に入れたお湯を手ですくって掛けてあげましょう。

子犬が怖がるので頭や顔にお湯を掛けないようにして下さい。

もし、シャワーを使う場合は、水量を少な目にしてやさしく掛けて下さい。

③お腹・足先・お尻の順で洗う

子犬の体全体にお湯が行き届いたらシャンプーを付けて下さい。

シャンプーは低刺激な子犬用のものを使います。

成犬用のものは、子犬にとって刺激が強いので控えましょう。

 

指の腹を使ってお腹をやさしく洗います。

濃度の薄いシャンプーを使っているので、泡立ちが悪くても気にしないで下さい。

短時間でお風呂を済ませる必要があるため、泡切れの良い石鹸を使うのも手です。

 

足先は、子犬の指の間を広げて洗います。

 

排泄物で汚れやすいお尻は、周囲の毛もきれいにしながら洗いましょう。

 

④お湯で洗い流す

シャンプーが終わったら、お湯で洗い流します。

洗い落とす時も子犬が怖がらないように気をつけて下さい。

薄めのシャンプーなので、すぐに洗い落とすことができます。

 

子犬の顔や頭は濡れタオルで拭いて下さい。

お湯を含ませたスポンジで軽く拭いても良いですよ。

 

⑤子犬の体を乾かす

お風呂が終わったら、子犬の体をタオルで拭きます。

子犬の場合は普通サイズのタオルでも構いません。

 

タオルで水気を拭き取ったら、ドライヤーで乾かします。

ドライヤーは送風か低めの温度に設定して下さい。

ドライヤーをあてる時はブラシを使わず手でとかしながら乾かしましょう。

 

入浴後の犬に欠かせないドライヤーでの乾かし方

 

子犬が不安そうな時は抱っこしながらドライヤーをあてて下さい。

子犬の体が乾いたら、コームで軽くブラシをかけて下さいね。

まとめ

子犬をお風呂に入れる頻度や洗い方についてお話ししました。

 

お風呂の前は、子犬の体調も確認してあげて下さい。

子犬の元気がなかったり、下痢をしたりしている時はお風呂を控えて下さい。

 

お風呂が終わったら、頑張った子犬をしっかりほめることも大切です。

 

子犬の頃に楽しさを覚えさせれば、安心してお風呂に入れることができるでしょう。

老犬に負担をかけないお風呂の頻度と入れ方

年齢を重ねると体力の低下や足腰の衰えを実感しますね。

それは人だけではなく動物だって同様のこと。

 

ご自宅に飼ってらっしゃる犬はもうすぐ老犬?

それとももうすでに年をとっていますか?

 

老犬には老化は勿論の事。体調不良など様々な賞状が身体に現れてきます。

今までと変わらずのシャンプーやボディケアではダメ。

身体へ負担をかけてしまいます。

そこで、負担を軽減するため、素早くかつ安全に入浴させるといった配慮が必要になります。

どのような事をするのか。ここでご紹介したいと思います。

老犬に負担となるのはこんな行為

では注意すべき老犬にとって負担なる行為はどのようなものがあるのか?

確認してみましょう。

立ったままでのシャンプー

年齢を重ねる毎に足腰も弱くなるため、

シャンプー時に立ったまま洗う行為はとても老犬には辛いものです。

ゴシゴシする振動で足元がふらついてしまう可能性もあります。

なるべく寝転がるかせめて座った状態でシャンプーしてあげましょう。

お湯の温度は成犬のときよりもぐっとぬるめに

お湯は湯気が出ない36℃ぐらいの温度で大丈夫です。

ぬるま湯に思われますが犬の体温は37~38℃、しかし体の表面の温度はそれよりも低いため、

人ではぬるく感じるお湯でも寒がることはなく、

むしろ湯気を吸い込むと咳き込みやすくなるため、老犬にはちょうどよい温度なのです。

また皮膚にかゆみがあるとお湯の温度が高い場合、

血行がよくなってかゆみが増すこともあるので、

浴室内は湯気が立ちこめる状態にならないようにしましょう。

シャンプー剤は泡立ちよりも泡切れが大事

ゴシゴシ泡立ったシャンプーを使って洗うととてもきれいになったような気分になりますが、

いざシャンプーを洗い流す時がとても一苦労。

 

きちんと洗い流さなければいけませんが、

なかなか泡切れせず時間を無駄に使ってしまい老犬にはとても体力を消耗させてしまいます。

 

使う分だけボトルなどに小分けにし、水で少し薄めておきます。

泡立てないように軽く洗い、洗面器などで溜めておいたお湯でしっかりすすぎましょう。

最も汚れが落ちる犬の洗い方とは?石鹸とシャンプーを徹底比較!

長湯は禁物。難しい場合は部分ごとに洗う

老犬をお風呂に入れる時にポイントになるのが「汚れをためないこと」です。

月のシャンプーの回数を減らしてしまうと、

身体に付着した汚れを落とすのに時間がかかってしまいます。

結果長湯になってしまい、どっと負担も増。

 

月の回数は多くなりますが、お尻周り、お腹周り、顔だけ、など、

部分部分の洗う頻度を増やせば負担が分散されますし、時間短縮にもつながります。

正しい入浴方法と頻度を確認

バスタブの中でおすわりや横になった状態にしてあげ、

36から38℃程度のぬるめのお湯で全身を濡らしましょう。(冬場は度合いをみて決めましょう)

そしてマッサージするように洗ってあげます。

マッサージは血行を良し、リラックスさせる効果があるからです。

 

顔や目の周りは元気な犬でも嫌がる部分なので、

お湯で濡らしたタオルで拭いてあげるだけで大丈夫です。

 

体全体を洗い終えたら、シャンプーが皮膚に残らないよう、念入りにすすぎます。

シャワーヘッドを体にぴったり密着させれると被毛の根元まで行き届き、

シャンプーをかきだす効果がありますよ。

 

しっかりすすぎ終わったら、手早くバスタオルで全体を拭いて水分をとり、

ドライヤーで被毛を乾かしてあげてください。

 

・愛犬に負担をかけないで上手に乾かす方法について(執筆中)

 

また全体的にシャンプーする頻度は月に1~2回程度です。

汚れが気になるときは蒸しタオルで拭いてあげるだけでも違いますよ。

まとめ

老犬をお風呂に入れるのはとても作業です。

さらに寝たきりになっているとさらに配慮も必要になります。

 

出来る限り、老犬に負担をかけないように、

素早くお風呂に入れるためにはそれなりの下準備が大切です。

 

もし、家族に応援を頼めるのであれば二人がかりで入浴させると、

さらに安全にお風呂を早く済ませることができます。

 

少しでも元気に長生きしてもらえるようにきちんと知識を身につけて、

老犬が気持ちよく入浴出来るようにしておきましょう。

ドライヤーの音に敏感な猫の乾かし方

ごく稀に好きな猫もいますが皆さんがご存じの通り、猫は水が大嫌い。
勿論、身体が濡れてしまうお風呂はとても苦手です。

乾かそうとドライヤーをつけた途端にねこがビックリして逃げてしまった経験ありませんか?

そして他にもシャワーのお湯を出すと、驚いて猫が暴れだしたりなんてことがあったり。

でもどうして猫はそこまでドライヤーやシャワーを毛嫌いするのでしょうか。
それにはきちんとした理由があります。

そこを少し掘り下げてご紹介したいと思います。

猫はドライヤーに限らず音に非常に敏感

1つ目の理由は、猫を乾かす際に猫の体にドライヤーの熱風がキツ過ぎた。
または近くで当てたためか熱い思いをしてしまったなどの不快感からです。

2つ目の理由としてドライヤーの大きな音にビックリしてしまった。
または大きな音が怖いからと言われています。

シャワーも実は勢いよく出る音に驚いて暴れていたことがこれで理解できましたが、
私たち人にとっては今一大きな音なのかな?とピンとこないかと思います。

何故そこまでに猫は音に敏感なのでしょう。

それは猫は耳がよく人間には聞こえない2倍、3倍ほどの周波数を拾い、聞くことができるからといわれています。

ですが、音にも様々な音があり、反応するものとしないものも存在するようです。
以下が猫が過敏に反応する音ですのでどのようなものがあるか確認しておきましょう。

・小鳥やネズミなどの獲物の音
・猫同士の会話の周波数
・喧嘩の声
・プスプスプスという音
・大きな音
・飼い主さんの声

プスプスプスという音ですが猫を呼び寄せたい時、日本では「おいで〜」や「チッチッチ」スイスでは「プスプスプス」と言って、猫をおびき寄せるようです。

そして、多くに含まれる「大きな音」。物を落としたり雷、大声、掃除機やドライヤーと言った機械の音、さらにくしゃみや咳まで。

これらが猫が過敏に反応する大きな音です。猫は突如発生する大きな音は大の苦手。

突然聞こえるとビクッとなったり、どこかへ逃げて行ったりします。

私たち人間でもビクッとしてしまう音がありますので耳のよい猫にとればなお更なことかも知れませんね。

ドライヤーを使って猫を乾かすポイントは”強弱”を使うこと

しかし濡れた身体のままでは風邪を引いてしまいますし、命を落としてしまうこともあります。

ですので、どれだけ猫が嫌がっても乾かしてあげなければなりません。

そこでなるべく猫の負担を制限させて、乾かせるようドライヤーの使い方を覚えておきましょう。

まずはしっかりとタオルドライをすること。
これによりドライヤーをあてる時間がぐっと短縮され、猫のストレスも軽減されます。
そして乾かす風量は猫の体全体を乾かすように、20センチくらい離した位置より当てるようにし、風量は必ずLOWまたは弱モードで。

風量は少な目ですが大きな音は小さめなので、猫も安心ですよね。
根元に風を送るように優しく乾かしてください。

また最近のドライヤーではヘヤケアモードや静音モードがあるのであれば、弱でなくても大丈夫です。
お手持ちのドライヤーを確認して音のなるべく静かなモードでかわかしてあげましょう。

まとめ

しかし、気を付けていても生活音はある程度は出てしまいます。
ですので対策として、子猫のときより少しずつ音を慣らしておくのもポイントのようです。

子猫は好奇心旺盛で何にでも興味津々。気になるものに近づこうとします。

それを逆手にとって、ドライヤーの音を慣れるようにしてあげるとドライヤーの時間とても簡単になりますよ。

湯上りの犬のケアにオリーブオイルを使う保湿方法

犬の保湿ケアに、オリーブオイルを使うことができることご存知ですか?

 

お風呂から上がった後、犬にも保湿ケアをしてあげましょう。

 

飼い主さんの中には「えっ、必要なの!?」と思う方もいるかもしれませんね。

 

実は湯上りの犬の皮膚は非常に乾燥しやすいです。

 

また皮膚が乾燥すると、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。

 

なので皮膚トラブル予防のために、犬の保湿ケアをしてあげましょう。

 

保湿ケアとして、オリーブオイルを使う方法があるのです。

 

お風呂の後に、保湿ケアをする重要性や方法について知っておきましょう。

犬をお風呂に入れた後のケアの重要性

なぜ、お風呂の後に、保湿ケアをしなければならないのでしょうか。

 

おもな理由は、2つあります。

 

1つ目は、皮膚トラブルを予防するため。

 

2つ目は、毛並みを美しく保つためです。

 

犬の皮膚は、人間の皮膚よりも薄くできています。

 

そのため犬の皮膚は乾燥しやすくトラブルが多く発生します。

 

人間がそうであるように犬もお風呂から出た後は、特に乾燥しやすいため保湿ケアが必要です。

 

皮膚トラブルを予防する

上記した通りお風呂上り犬の肌は非常に乾燥しています。

 

保湿ケアをせずに、そのまま放置していると皮膚トラブルを起こす可能性があるのです。

 

犬は皮膚が乾燥すると舐めたり掻いたりしてしまいます。

 

そのため、皮膚を傷つけてしまい皮膚病になることがあるのです。

場合によっては、脱毛してしまうこともあります。

 

犬の皮膚を乾燥させないため、お風呂上りに保湿ケアをすることは特に重要といえます。

 

犬の毛並みを美しく保つ

犬の毛並みは、皮膚の状態によって変わります。

 

犬の表皮(一番上の皮膚)は、人間よりも薄く水分をあまり保持することができません。

全身を毛で覆うことで、皮膚の水分を保持しているのです。

 

犬の被毛は、この表皮から作られています。

 

もし表皮にトラブルが発生すると、毛並みも悪くなってしまうため、

愛犬の毛並みを美しく保つためには、保湿ケアが大切なのです。

犬の保湿に身近な調味料であるオリーブオイルが使える理由

なぜ、料理用油のオリーブオイルを、犬の保湿剤として使えるのでしょうか。

 

天然由来成分のオリーブオイルは、保湿力が高くスキンケアとして使用できるのです。

 

オリーブオイルを保湿剤として使うメリットを3点紹介しましょう。

 

メリット①:高い保湿力で乾燥を予防

オリーブオイルのメリットに1つに、高い保湿力があげられます。

 

オリーブオイルには「オレイン酸」という脂肪酸が多く含まれています。

 

この「オレイン酸」には、乾燥から肌を保護する働きがあるのです。

「オレイン酸」は、皮脂と近い成分のため、肌になじみやすい性質を持っています。

 

そのためオリーブオイルは保湿力が高く、乾燥から肌を守ることができるのです。

 

メリット②:天然由来成分のため体に安全

オリーブオイルは天然由来の成分でできているため健康面でも安全です。

 

足先や肉球に塗ったオリーブオイルを、犬が舐めてしまっても安心ですよね。

 

但し、塗り過ぎると犬の皮膚がベタベタになるので注意して下さい。

 

オリーブオイルを使う時は、少量をうすく伸ばして塗ってあげましょう。

 

メリット③:身近な調味料のため経済的な負担がラク

オリーブオイルは、家庭の料理用油として、よく使われています。

 

わざわざ犬用の保湿クリームを購入する必要がないので楽ですよね。

 

経済的な負担だけではなく買いに行く手間も省くことができるのです。

まとめ

犬の保湿ケアとして、オリーブオイルを紹介しました。

 

身近な存在でもあるオリーブオイルは、飼い主さんにとっても使いやすいですよね。

 

愛犬に、オリーブオイルを塗る時は、やさしくマッサージするように塗ってあげましょう。

 

愛犬とスキンシップを取りながら、試してみて下さい。

 

入浴後の犬が体調不良を起こさないために心掛けること

入浴後、愛犬が体調不良を起こしたことはありませんか?

「寒さで発熱したのかな…。」

「食欲不振になったみたい。」

「下痢をしているわ…。」

愛犬を、きれいに洗ってあげたのに、体調不良になってしまったらショックですよね。

犬が体調不良を起こさないために、心掛けるポイントを確認しましょう。

ポイント① 短時間で洗い終えること

お風呂で、犬を洗う時、短時間で終わらせるようにしましょう。

時間を掛けて洗うと、かえって、犬にとってはストレスになってしまうのです。

犬を短時間で洗うコツ

犬を短時間で洗うためのコツは大きく2つあります。

1つ目は、入浴前のブラッシングで余分な抜け毛を取り除いておくこと。

2つ目は、水で薄めたシャンプーでかけ流しながら洗うこと。

入浴前に余分な抜け毛を取り除くこと

入浴前に、犬の体にブラッシングをしてあげましょう。

その時に絡まっている毛、余分な抜け毛を取り除きます。

犬を洗う時、被毛が絡まっていると洗いづらく時間が掛かってしまいます。

犬を入浴させる前に、ブラッシングで毛玉を取り除けば時間短縮につながります。

うすめたシャンプーでかけ流しながら洗うこと

水でうすめたシャンプーを、犬にかけ流しながら洗ってあげましょう。

かけ流すことで、手早く洗うことができます。

シャンプーは、水で3~5倍にうすめて下さい。

うすめたシャンプーを犬の全身に掛け流します。
犬の全身を泡立てながら洗うことがポイントです。

お尻やお腹、足回りなど、汚れが目立つ部位を丁寧に洗いましょう。

シャワーで洗い流す時は、頭、背中、お腹、足の順番で行います。

もし犬がシャワーを怖がる場合は、洗面器を使ってやさしく洗い流してあげましょう。

ポイント② タオルドライをしてドライヤーで乾かすこと

入浴が終わったら、犬の体をしっかり乾かしてあげましょう。

犬の体に水分が付いたままだと、発熱などの体調不良になるかもしれません。

タオルとドライヤーを上手に使って、愛犬の体を乾かして下さい。

入浴後はタオルドライをする

犬の入浴が終わったら、大きめのタオルで全身を包んであげて下さい。

犬の顔回りから拭いてあげましょう。

顔回りを拭いた後は、犬の体を拭いてあげて下さい。

特に耳のあたり、毛の長い部分は念入りに拭くことが大切です。

犬の体を拭く時は、タオルで被毛を包みながら水気を吸収させましょう。

タオルを使う時は、こするのではなく水分を吸い取るよう押し当てるようにして下さい。

タオルで拭きすぎると、犬の毛が絡まってしまうので注意が必要です。

タオルドライの後にドライヤーで乾かす

入浴後のタオルドライが終わったら、ドライヤーで乾かしてあげましょう。

ドライヤーを使う時は、送風か低めの温風に設定して下さい。

熱風は早く乾きますが犬の肌は非常にデリケートで火傷の原因になるので、避けた方が無難といえます。

ドライヤーは、お腹側、背中側、顔の順番で乾かして下さい。

お腹にドライヤーをあてる時、前足を持ち上げながら、後ろ足で立たせましょう。
あるいは、犬を横に寝かせながら、リラックスした状態で乾かしてもいいです。

顔回りにドライヤーをあてる時、顔の正面にかからないよう注意して下さい。
耳の後ろも、忘れずドライヤーで乾かしてあげましょう。

この時ブラシで毛を立てながら行うとしっかり乾かすことができます。

しっかりと乾かさないと毛の根元が湿ったままになってしまい、皮膚トラブルを引き起こす可能性がありますので注意しましょう。

また犬の足先や肉球、耳あたりは乾きにくいので、念入りに乾かしてあげましょう。

犬がお風呂で震えてしまう理由と改善方法

愛犬をお風呂に入れる時、ブルブルと震えていませんか?

 

お風呂がこわくて震えているのでしょうか。

 

あるいは、お風呂場が寒くて震えているのでしょうか。

 

どうして震えているのか理由がわからないため、心配ですよね。

 

実は、犬が震えるおもな理由には、3つあります。

 

1つ目は、不安やストレスといった恐怖を感じるため。

2つ目は、寒さのため。

3つ目は、病気あるいは体調不良のため。

 

今回は、入浴中と入浴後に、犬が震える理由と改善方法について、解説します。

Continue reading “犬がお風呂で震えてしまう理由と改善方法”

お風呂に入った後に行うとよい犬のブラッシング方法

愛犬をお風呂に入れた後、みなさんは、どんなブラッシングをしていますか?

ドッグサロンに、愛犬のお風呂をお願いすれば楽ですが、経済的な負担が気になりますよね。

やむを得ず、自力で、愛犬をお風呂に入れている方も多いのではないでしょうか。

犬のお風呂は意外と大変です。

愛犬が怖がらないよう、やさしくシャワーを掛け、体を洗う。

愛犬の目に入らないよう、気遣いながら、シャンプーやリンスをしてあげる。

ようやく愛犬のお風呂を終えたら、お手入れもしなければなりません。
その中でもブラッシングは大切なお手入れの1つです。

今回は、犬の入浴後に行うブラッシングの目的や方法について確認していきましょう。

なぜ入浴後にブラッシングをするといいのか

なぜ犬の入浴後にブラッシングをすれば良いのでしょうか。

主な理由が、2つあります。

1つ目は、入浴後は血行が良く、より高いリラックス効果を期待できるため。

2つ目は、犬の皮膚や被毛の健康状態を観察しやすいため。

それぞれの理由について、もう少し詳しく説明していきましょう。

1つ目の理由:より高いリラックス効果が期待できる

入浴後、犬の体の血行は良くなっています。

血行の良い状態でブラッシングしてあげれば、犬はより気持ち良くなるのです。

そもそもブラッシングには、犬をリラックスさせ幸福感を与える効果があります。
飼い主に触られながらブラッシングしてもらうことは、犬にとってとても気持ちの良いことなので積極的に行ってあげましょう。

入浴後は犬の体の血行が良いだけではなく、皮膚や被毛もきれいになっています。
犬にとって入浴後のブラッシングは、いつも以上にリラックスできる要素がたくさんあることは言うまでもないですね。

2つ目の理由:犬の皮膚や被毛の健康状態を確認

入浴後のブラッシングで、犬の皮膚や被毛の健康状態を確認することができます。

お風呂では、犬の皮膚や被毛についていた汚れが、しっかり洗い落とされています。
入浴後犬の皮膚や被毛はきれいになっているため、健康状態を観察しやすいのです。

犬の皮膚や被毛の健康状態を見ながら、ブラッシングをしてあげて下さい。

「うちのワンコ、毛並みにツヤがないかも…」

「ワンちゃんのヒフ、いつもよりカサカサしてない?」

と、気付きやすくなるでしょう。

犬がブラッシングで気持ちいいとされる部位

愛犬をブラッシングする時、できる限り気持ちの良い部位にしてあげましょう。

気持ち良さそうな愛犬の表情やしぐさ、飼い主さんも癒されますよね。

犬が気持ちいいと感じる部位は、背中、お腹、耳のうしろと言われています。

ブラッシングには、犬の被毛を整えるだけではなく、
皮膚に適度な刺激を与え、血行を良くするという効果もあります。

また犬とスキンシップをとることで、信頼関係や安心感を形成することもできるのです。

犬の部位ごとのブラッシング方法について、紹介しましょう。

気持ちの良い部位:背中

犬の背中にある背骨には、体を動かすという大切な役目があります。

犬は、背中を撫でてもらうと、血流の流れが良くなりリラックスできるのです。

ブラッシングをする時は、背中からしっぽに向けてとかして下さいね。

犬の体の大きさにもよりますが、立たせたり、膝にのせたりしても良いでしょう。

気持ちの良い部位:お腹

犬は、信頼できる相手に対してだけ、お腹を見せることがあります。

あなたの愛犬も、甘えたい時や撫でて欲しい時、お腹を見せていませんか?

お腹をブラッシングする時は、犬の前足を持ち上げ、後ろ足だけで立たせて下さい。

あるいは犬をあおむけに寝かせながら、ブラッシングしても良いでしょう。

気持ちの良い部位:耳のうしろ

聴覚が優れている犬は、耳をよく使っています。

そのため、耳そのものだけではなく、耳のまわりの筋肉も疲れています。

耳のまわりの筋肉をマッサージしてあげると、犬はとても気持ち良いのです。

耳の後ろをブラッシングする時は、耳の下に手を入れ、手のひらで耳を支えてあげて下さい。

耳のつけ根から、ブラッシングしてあげましょう。

ブラッシングの簡単な流れとポイント

入浴後のブラッシングは、どのように進めれば良いのでしょうか?

まずお風呂から上がったら、タオルやドライヤーで犬を乾かしてあげましょう。

・犬の体を素早く乾かすドライヤーのコツ(執筆中につきしばらくお待ちください。)

犬の体が乾いたら、ブラッシングをしてあげて下さい。

ブラッシングの基本的な順序は、

背中、お腹、胸、足先、しっぽ、お尻、顔まわり(耳、目、口、頭)の順になります。

基本的には、犬がイヤがらない背中からブラッシングを始めます。

ブラッシングは、犬の毛並みに沿ってかけてあげましょう。

またブラッシングをする時の大切なポイントの1つに、適切な道具を選ぶことがあります。

ブラッシングのおもな道具には、

コーム、ピンブラシ、獣毛ブラシ、ラバーブラシ、スリッカーブラシがあります。

コーム

犬の被毛全体を整えたり、細かい部分をとかしたりする時に使います。

ピンブラシ

ピンの先は、犬の皮膚を傷つけないよう、丸くなっています。
中程度の除毛効果のあるブラシです。

獣毛ブラシ

ブタの毛でできたブラシのこと。
ブラッシングの仕上げに使用します。

獣毛ブラシでブラッシングすることで、毛並みが整いツヤが出るのです。

ラバーブラシ

ゴムでできたスパイクが平面上に並んだ形状をしています。
除毛効果が非常に高いブラシです。

スリッカーブラシ

「く」の字型のピンがついているもの。

絡まった毛をほぐす時に活躍するブラシです。

ブラッシングをする時は、犬の被毛の状態に適した道具を使いましょう。

まとめ

入浴後のブラッシングについて紹介しました。

犬をお風呂に入れる頻度は、月に1~2回が目安とされています。

あるいは、犬の汚れが目立ってきたら、お風呂に入れる方もいるようですね。

愛犬の健康と美しさ保つためにも、お風呂やブラッシングは大切なお手入れです。

愛犬とスキンシップを取りながらしてあげて下さいね。

【お風呂に入れる前必読】もし子猫がシャンプー中に震えだしたときの対処法

生後1ヶ月を過ぎ、子猫の初めてのお風呂。

ドキドキしながらネットや飼育本でお風呂に必要なものや手順を何度も確認するかと思います。

一通り学んで入浴開始。
たどたどしい手つきながらも子猫をお湯につけて優しくシャンプーをしようと子猫を撫で始めようと触りふと気づく事があります。

手のひらに少し振動のような感触。実はその振動、子猫が小刻みに震えているのが原因です。

身体が冷えて寒いのかな?それともお湯が怖い?
いろいろ当てはまる事を考えるもどれがあっているのか答えがわからないのに、そんな子猫の様子を見てパニックになってしまいます。

結果的に思うようにお風呂に入れることが出来ず最悪、子猫に恐怖心を与えてしまうなんてこともあり得るかもしれません。

そんなもしかしたらに備えて子猫が震えたときの理由やそれに応対できる対処法を入浴前にきちんと知っておき、実際に慌てないように備えておきましょう。

子猫が震えだしたら○○のサイン

子猫が震える主な原因として「生理的現象」「病気」「精神的ストレス」の3つが大きな要因とされています。

お風呂中での震えとなりますと、病気以外の2つが理由としてあげられるかとおもいますので更に詳しく見てみましょう。

生理的現象

生理的現象での震える理由としては「寒い」があげられます。

まだまだ小さく体の弱い小猫にとって、寒さはとても危険で最悪の場合命を落としてしまうことも。
成猫に比べ体温調節が十分に出来ない子猫ですのでもし入浴中にブルブル震えていれば、もしかしたら低体温症となっているかもしれませんよ。

入浴中に子猫がブルブル震えていたらすぐにお風呂から上げて体を温めてあげるようにしましょう。

精神的ストレス

まず1つめの震える理由としては「怖い」があります。
猫にとって水はとても怖いもので、身体が濡れること特に嫌います。

中でも顔にお湯がかかってしまうとじたばたと暴れてしまい手から滑り落ちてしまう危険もあるのできをつけなければなりません。

他にもシャワーの音も子猫にとっては大きな音になります。これは雨を連想させるようでとても怖いと思ってしまうようです。

次にストレス。理由は怖い時と同様で関連するものが多くあります。
拘束されることが嫌いで自由気ままなのが猫の本質。なのにお風呂だからと言って自由を奪われ、さらに嫌いな水をかけられるというのは負担が大きく強いストレスになります。

シャワーもまた同様。
他にも自分の匂いが消えてしまう、お風呂場に漂うシャンプーの匂いも猫にとってはストレスの元であるといわれています。

可哀想だとは思いますが、こればかりはどうしようも出来ないのでできるだけ恐怖やストレスになる要素を改善させ、また時間を無駄にせずささっと入れてあげましょう。

震えを止めるためにするべきことと止まらなかった場合の対処方法

では実際にもし、子猫が震え始めたら私たち飼い主に出来る対処方法はあるのでしょうか。

子猫が震えだしたら以下の4つを至急確認してみましょう。

①シャワーを出していたら止める。

もしかしたらシャワーの出る音にビックリしているのかも知れません。
シャワーを出しているのであれば、一度止めてあげてください。

②顔が濡れていないかタオルで拭いてあげる。

身体を濡れるのを嫌う猫ですので、誤って顔にかかってしまい怯えているのかもしれません。
ガーゼなどで優しく拭いてあげましょう。

③暖かいお湯をかけてあげる。

ぬるめのお湯が冷めて冷たくなってしまって身体が冷えている可能性があります。
お湯の温度を確認し、冷たければ暖かいお湯に取り替え、身体にかけてあげましょう。

④シャンプーをきちんと洗い流して匂いをとってあげる。

シャンプーの匂いがきついものや猫にあっていないのかもしれません。
しっかりすすぎ、洗い流してあげましょう。

震える原因は色々考えられます。
一つずつ確認していくのが望ましいですね。

あれこれ手を尽くしてもまだ震える場合は、猫自身になれてもらうほかありません。
しかし無理強いは禁物です。

そして、入浴後はしっかりとご褒美をあげましょう。
猫は頭のきれる動物ですので、入浴を頑張ればご褒美が貰えると思えば、成長するにつれてお風呂を毛嫌いすることもなくなるかもしれません。

湯船の中で犬を洗う時の適正温度や入れ方

近頃犬や猫といった動物を飼うご家庭が増えており、
ペットはもはや家族の一員となっています。

 

室内で過ごすのは勿論の事。

食卓を同じように囲み、また一緒のお布団で寝る人もいらっしゃたりすると思います。

 

でも犬のノミやダニ、気になりませんか?

 

気になってはいてもシャンプーするのは大変だし、

だからと言ってドックサロンは出費がかさみます。

そこで、自宅でも犬のお風呂が出来るように入れ方にお湯の温度などをご紹介します。

犬の大きさ別の適正温度とは

まず大切なのは犬の大きさによりある程度のお湯の適正温度があります。

熱かったり、冷たかったりすると、

犬がお風呂を毛嫌いしてしまいますので、重々気をつけてください。

 

人のヘアケアと同じで、皮脂を落とすことを目的として入浴させましょう。

 

皮脂は34°以下だと溶けにくく地肌に残ってしまい、

一方で40°以上では皮脂を取り過ぎになってしまいます。

 

大まかに言うとベストは35〜38°が適温です。

 

さらに細かく適温を知るには、犬の標準体温により大体の熱さを汲み取ることができます。

 

まず小型犬ですと38.6℃~39.2℃、

次に中、大型犬や超大型犬だと37.5℃~38.6℃が平熱と言われています。

人間と同様で小さい方が若干ですが高くなっているようですね。

 

これを参考にするとお湯の適正温度は、

小型犬は38〜42度位、超大型犬に大型犬・中型犬は36度前後が頃合いです。

 

しかし季節や犬の品種、また年齢によって体温はバラバラつき現れます。

 

例えば夏場。犬は人に比べ被毛が多く、のぼせやすいため温度を低めに。

反対に冬場は毛並みが濡れると寒くなるため、

温かめの38℃あたりにするのがよいとされています。

 

他にも先程述べた被毛では、短毛種やシングルコートの犬はは熱めの38℃くらい。

反対に、長毛種やダブルコートは低めの温度36℃くらいがベストです。

 

また幼い子犬はワクチンを接種した6ヶ月以降から36℃のぬるま湯から徐々にならして行き、

反対に老犬は37から38℃のお湯でささっとお風呂を済ますことが大切です。

 

と、適正温度の条件は様々。

 

ですのでその犬の平熱から汲み取り、

他にも品質などを考慮し、お湯の温度を決めましょう。

正しい湯船での洗い方と入れ方

では次に正しい湯船への入れ方に洗い方です。

年齢によって入れ方にも違いがありますので分けてご紹介しますね♪

子犬の場合

子犬にとってお風呂は一大イベント!

小さい体に大きなお湯の浴槽はとても恐怖心をかられてしまいますので、

少しずつ慣らしていくのがポイントです。

①初めてのお風呂

初めてお風呂に入れるときは洗面器でもOK。

洗面器にぬるま湯を溜めて手ですくい、身体を流し、

また濡らしたガーゼで顔まわりを拭いてあげるだけで大丈夫です。

少しずつ慣れてきたら洗面器にお湯をはり、身体を浸からしてあげましょう。

長湯はダメ!!10分前後で済ませましょう。

②慣れてきた生後3ヶ月以降

大きくなり、洗面器のお風呂に慣れてきた生後3ヶ月経った頃からシャワーを使い始めれます。

 

そして、4ヶ月を過ぎた頃からシャンプーを開始し始めましょう。

 

出る時も注意が必要ですよ。

 

初めにあげた後、タオルドライをします。

そして乾ききっていない被毛を最弱のドライヤーの風にして、遠くからあててあげましょう。

 

※より詳しい子犬の入浴方法は以下にまとめてあります。

子犬をお風呂に入れる正しい頻度と洗い方

 

成犬の場合

成犬の場合は成犬の場合はペット専用のバスタブか人が使うバスタブを使ってあげます。
チワワなどの小型犬であれば洗面器でも十分ですよ。

犬の喜ぶ適正温度に合わせお風呂を進めて行きましょう。

シャンプーをする頻度は10日に1回くらいがよいとされています。

汚くないかと不安かもしれませんが、シャンプーの回数が多すぎてしまうと被毛にある脂分がなくなってしまい、きれいにしたつもりがシャンプーが原因で汚れや病気を引き起こす可能性があります。

犬の皮膚の厚さは人間の20~30%ほどとデリケートなのでシャワーだけでも十分ほこりや汚れは取れます。

以下のリンクに犬種別の入浴方法をまとめたものがあるので参考にしてください。

・犬種別の入浴方法まとめ(執筆中のためしばらくお待ちください。)

まとめ

子犬のときよりお風呂の入れ方に十分注意していれば、嫌がることもなく成犬になったときにとても入れやすいです。

無理維持はさせず、お湯に浸かる。シャワーを流す。シャンプーをする。と順を追って進めていくのが大切です。

子猫をお風呂に入れる正しい頻度と洗い方

手に収まる程の小さな子猫。ヨタヨタと歩いたり、丸まったり。
とても頼り無い感じで可愛らしい反面、お世話するのも少々緊張しませんか?

食事のミルクあげに排泄の取り替え。
1日の中で行うお世話にも沢山ありますが、中でもドキドキするのが、子猫のお風呂ではないでしょうか。

ただでさえ、猫は水が大の苦手。
なのに、子猫をお風呂に入れて本当に大丈夫なのかなと不安になりませんか?。

子猫のお風呂事情についてさまざまな観点よりご紹介したいと思います。知らない方は必読です。

子猫をお風呂に入れる頻度はどのくらい

まず気を付けるべきは子猫は生後一ヶ月を過ぎてから初めてお風呂に入れるという事。
生まれて間もないは、絶対にお風呂に入れないでください。

小さな仔猫は自分で体温調節ができません。
そのため、時期によってはお風呂に入れる事で体を冷やしてしまい体調を崩してしまうおそれがありますので注意してください。

問題の子猫のお風呂に入れる頻度ですが、家猫の場合だと1年に1~2回で充分です。

汚くないのかと思う方も多くいらっしゃるかと思いますが、猫はきれい好きで自分の体をなめることによって綺麗な状態を保とうしています。

また猫は肉球以外から汗をかかないため体臭がほとんどありません。
ですからこまめにお風呂に入れる必要がないということが納得できます。

子猫と成猫の洗い方の違い

お風呂で洗う際、通常シャンプーを用いると思いますが、子猫の場合は成猫と洗い方が少々異なる点がありますので洗い方の違いを確認していきましょう。

子猫を洗う時は始めにブラッシングをするといいです。
ブラッシングにより毛の絡まりやほこりなどを落とす事で、お風呂の時間短縮につながります。

次は、耳に水が入らないよう注意しながら入浴していくので、出来れば耳にコットンを詰めてあげると安心です。

準備が整ったら入浴を始めましょう。

子猫のため入れるのであれば、洗面器でOK。
洗面器にぬるま湯を入れ、そのお湯の中に猫用シャンプーを適量入れてかき回します。

そこに子猫をゆっくり浸し、首まで入れていきます。
シャンプー液が身体に浸みこんだら洗面器から出してあげ、体を洗い始めましょう。

洗い方は背中の方より首から胴に向かって。
お腹の方で首から下に向かって洗うと、もしノミがいた場合、頭に逃げるのを防ぐ事が出来ます。

背中からお腹、そして足先へと泡立てながら洗います。
足の裏の肉球や指の付け根の間は忘れやすいので、忘れずきちんと洗い汚れを落としましょう。

そして尻尾や肛門は特に綺麗に洗ってあげます。
肛門を中心に4時と8時の位置で膨らんでいる場合、おしりを浴槽の外に向けて、指で両方の肛門嚢をギュッとつまむようにします。
かなり臭い液体が飛び出すことがあるのですぐにシャワーで流しましょう。

最後に顔。顔は水を嫌がり抵抗するかも知れないため、濡らしたスポンジで目に水が入らないように注意してくたまさい。嫌がる場合は無理に洗わなくても大丈夫です。

まとめ

子猫と成猫で洗い方は違うものの、共に水が苦手で身体が濡れるのが大嫌い!
ですので、無理維持をしては決していけません。

またいざ入れる前にバタバタしていると猫も何かを察知し、逃げて隠れてしまいます。
下準備はきちんと!

そして洗うときは優しく、警戒をほどきながら入れるようにしましょう。