小さくてかわいいチワワは、実は勇ましいハートを持っているのです。
そんなチワワはちょっと頑固でお風呂に入れる際も注意が必要です。
水が嫌いな個体が多く、長毛種もいるのでスリッカーやラバーブラシが必須アイテムです。
チワワを洗う前にしておかなければならないこと
小さな外観と愛くるしい顔のせいであまり知られていませんが、チワワはとても勇敢で賢い犬種です。
警戒心が強く知らない人や場所には近寄らないのが特徴です。
また頑固な一面を持っているので、初めてチワワをお風呂に入れる飼い主はとても苦労すると言われています。
チワワは日本で飼育されている犬の中でも上位に入るほど体臭が少ないのでさほど気になりませんが、それよりも散歩や外で遊んだ時の汚れを落とすのが先決です。
警戒心は強いですが気心の知れた飼い主と遊んだり、普段遊び場として認識したりしている場所であれば思いっきり遊んでくれるのがチワワの特徴です。
そんなチワワですがお風呂にいれる前にまずはブラッシングを行います。
ロングコートならスリッカーやピンブラシ、スムースコートであればラバーブラシや獣毛ブラシがおすすめです。
・入浴前のブラッシングのポイント(執筆中のため少々お待ちください)
大きな汚れを落としつつ、ブラシで皮膚のマッサージをする事でスキンシップを取ります。
ホットタオルで汚れを取り除いておくとお風呂を時短出来ますし、余分な皮脂を落としてくれます。
また前準備はほとんどありませんが、基本グッズとしてシャンプー・洗面器・スポンジはもちろんの事、チワワをすっぽりと包める大きめのバスタオルとドライヤーは必須です。
ロングコートチワワは長毛になりますので、自然乾燥させると湿疹やカビの原因になりますので注意して下さい。
またチワワは寒さに弱いので、お風呂から出る時に部屋を温かくしておく事をおすすめします。
チワワの入浴中・入浴後に気を付けること
皮膚の弱いチワワはガシガシと強めに洗うとそれだけでダメージを受けてしまいますので、手で優しくマッサージする様に洗って下さい。
顔を洗う時はシャンプーを使わずにスポンジを使えば、さほど嫌がらずに応じてくれます。
ちなみにお風呂に入れる手順ですが、まず足元から濡らしていきましょう。
この時のお湯は37~40度で気温に合わせて調整するのですが、チワワは寒さが苦手で免疫力の弱い個体が多いので万全の注意を払って下さい。
またチワワは泳ぎが苦手なので水を嫌うケースがほとんどで、大きな水の音やシャワーに驚いてパニックを起こしてしまうケースもありますので水圧は出来るだけ弱くして、身体にシャワーヘッドにくっつける様にして音を出さない様に調節しましょう。
十分に濡らしたらシャンプーです。
身体が小さいので洗い残しは無いですが、尻尾に飾り毛があるロングコートは、この部分もしっかり洗ってあげると乾かした時に美しく見えます。
シャンプーの後はすすぎですが、チワワは皮膚が弱いのでシャンプーよりもすすぎに時間をかけて下さい。
・最も汚れが落ちる犬の洗い方とは?石鹸とシャンプーを徹底比較!
仮にシャンプーが残っているとフケやかゆみはもちろんですが、皮膚病を患ってしまう事もあります。
お腹のすすぎ残しを防ぐには前を支えて後ろ足で立たせてシャワーヘッドをお腹につけて優しく洗うと良いです。
タオルドライの際は吸水性の良いファイバー入りがおすすめです。
ドライヤーでしっかり乾かしますが、シャワー同様あまり音が出ないタイプが良いです。
まとめ
小さな身体に大きな勇気を持っているチワワは水が苦手な犬種なので、お風呂を嫌がる可能性が高いです。
体臭は少ないですが、皮膚が弱い事もあり定期的にお風呂に入れて上げるのがマナーです。
事前にブラッシングをして水の音が出ない様に足元から濡らしシャンプーをします。
この時にシャワーヘッドを身体にあてると怖がりません。
すすぎ残しは皮膚炎に繋がるのでシャンプーよりもすすぎに時間をかけて、タオルドライ。
ドライヤーも出来る限り静かなタイプで入念に乾かしたらブラッシングをして完了です。